結婚式の受付に「適さない人」とは?トラブルを避ける人選の注意点


結婚式の準備を進める中で、頭を悩ませるのが受付の依頼です。「仲が良いから」「いつも一緒にいるから」という理由だけで選んでしまうと、当日思わぬトラブルに見舞われたり、大切な友人との関係にひびが入ったりするリスクもあります。

受付は新郎新婦に代わって大切なゲストを迎え、ご祝儀という大金を預かる責任重大な役割です。この記事では、結婚式の受付に「適さない人」の特徴や、トラブルを未然に防ぐための人選のポイントを詳しく解説します。


結婚式の受付に「適さない人」の5つの特徴

どんなに親しい仲であっても、受付という役割の性質上、避けたほうが無難なタイプがいます。以下の特徴に当てはまる場合は、慎重に検討しましょう。

1. 時間にルーズな人

受付担当者は、一般のゲストよりも30分〜1時間ほど早く会場に集合し、スタッフから説明を受ける必要があります。

  • 遅刻の常習犯: 集合時間に遅れると、受付の開始が遅れ、ゲストを会場の外で待たせることになります。

  • スケジュール管理が苦手な人: 当日の流れを把握しきれず、受付が混乱する原因になります。

2. 言葉遣いやマナーに不安がある人

受付は「式の顔」であり、親族や上司、恩師など、あらゆる立場の方が最初に接する相手です。

  • 敬語が使えない: ため口や、過度にカジュアルな言葉遣いは、年配のゲストや目上の方に不快感を与えてしまう可能性があります。

  • 清潔感に欠ける: 第一印象が重要な場所であるため、結婚式の場にふさわしい身だしなみが整えられない人は適していません。

3. お金や数字の扱いに細かくない人

受付の最も重要な任務の一つが、ご祝儀の受け取りと管理です。

  • おっとりしすぎている人: 預かったご祝儀袋の数と、芳名帳の記載内容を照らし合わせる正確さが求められます。

  • 事務作業が苦手な人: 記帳の案内や席次表の配布など、複数のタスクを並行して行う必要があるため、パニックになりやすい人は負担が大きくなってしまいます。

4. お酒が好きすぎて自制が効かない人

披露宴の受付は挙式前に行われますが、中には「お祝物だから」と早めに飲酒してしまうケースや、前日の深酒で体調を崩してしまうケースも考えられます。

  • 責任感を持って、受付業務が完全に終了するまでシャキッとしていられる人を選ぶのが鉄則です。

5. 極度の人見知りや、コミュニケーションが苦手な人

受付は、全てのゲストに対して笑顔で挨拶をし、案内を行う仕事です。

  • 接客業の経験がある必要はありませんが、初対面の人と最低限の受け答えがスムーズにできないと、ゲストを不安にさせてしまうことがあります。


人選ミスが招く具体的なトラブル事例

もし適さない人に依頼してしまった場合、どのような問題が起こり得るのでしょうか。

  • ご祝儀の紛失や計算合致の不備: 最も深刻なトラブルです。新郎新婦と友人の間の金銭トラブルは、その後の絶交にも繋がりかねません。

  • お車代の渡し忘れ: 遠方から来たゲストに渡すべき交通費を渡し忘れると、ゲストに対して非常に失礼な印象を与えます。

  • 受付の長蛇の列: 手際が悪いと受付が混雑し、挙式の開始時間が遅れてしまうこともあります。


避けるべき「状況」にある人への配慮

性格的な問題だけでなく、その時の「状況」によって依頼を避けるべきケースもあります。

  • 妊娠中や体調に不安がある友人: 受付は長時間立ちっぱなしになることが多く、体に負担がかかります。

  • 遠方から当日移動で来る友人: 交通機関の遅延などで集合時間に間に合わないリスクがあるため、避けるのが賢明です。

  • 小さな子供を連れて参列する友人: お子様のお世話をしながら受付業務を行うのは物理的に不可能です。


誰に頼むのがベスト?理想的な人選とは

トラブルを避け、円滑に式を進めるためには、以下のような方に依頼するのが理想的です。

  1. 社会人経験があり、落ち着いた対応ができる友人・同僚

  2. 事務処理能力が高く、テキパキと動ける人

  3. 時間を厳守し、責任感を持って物事に取り組める人

  4. 過去に受付の経験がある人(慣れていると非常にスムーズです)


もし「適任者がいない」と感じたら?

周囲に適した友人がいない、あるいは友人に負担をかけたくないという場合は、以下の選択肢も検討しましょう。

  • 親族(兄弟・いとこ)に依頼する: 信頼のおける身内であれば、金銭管理も安心です。

  • 式場提携の外注スタッフを利用する: 最近ではプロのスタッフが受付を代行するサービスもあります。余興やスピーチなど、友人にゆっくり式を楽しんでほしい場合に有効です。


まとめ

結婚式の受付は、単なる「係」ではなく、新郎新婦の信頼の証です。

「仲が良いから」という理由だけで決めるのではなく、その人の性格や現状をしっかり考慮して選ぶことが、結果として友人との絆を守ることにも繋がります。

適した人にお願いし、丁寧な事前説明と感謝の気持ちを伝えることで、当日のスタートを最高のものにしましょう。


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