結婚式の受付は誰に頼むのが正解?依頼の基準とマナー、円満に進めるコツ


結婚式の準備を進める中で、意外と頭を悩ませるのが「受付を誰にお願いするか」という問題です。受付は、ゲストが会場に到着して最初に立ち寄る、いわば「式の顔」とも言える重要なポジション。大切な友人にお願いしたいけれど、負担をかけてしまわないか、失礼があってはいけないかと不安になる新郎新婦も少なくありません。

この記事では、結婚式の受付を誰に頼むべきかの判断基準から、失礼のない依頼方法、当日スムーズに運営してもらうための準備までを徹底的に解説します。


結婚式の受付を頼む相手の選び方

受付の担当者は、一般的に新郎側から2名、新婦側から2名の計4名で構成するのが標準的です。

1. 信頼できる友人や同僚

最も一般的なのは、学生時代からの親友や、現在進行形で仲の良い同僚です。

  • 遅刻をしない人: 当日はゲストよりも早く会場入りする必要があるため、時間に正確なことは必須条件です。

  • 清潔感がある人: 式の印象を左右するため、身だしなみが整っており、明るい笑顔で対応できる人が適任です。

  • 責任感がある人: ご祝儀という大金を預かるため、丁寧かつ正確に管理できる信頼関係が必要です。

2. 兄弟姉妹や親族にお願いする場合

最近では、友人に負担をかけたくないという配慮や、少人数婚の増加により、兄弟姉妹やいとこにお願いするケースも増えています。

  • 身内であれば気兼ねなく頼めるというメリットがありますが、親族は「ゲストを迎え入れる側(ホスト)」としての役割も多いため、親族紹介や写真撮影のスケジュールに無理がないか確認が必要です。


依頼する時期と伝え方のマナー

受付のお願いは、突然当日に伝えるのは絶対にNGです。相手のスケジュールや心理的な準備を考慮し、余裕を持って伝えましょう。

依頼のタイミング

基本的には**「招待状を送る前」**に、電話や直接会った際に打診するのがマナーです。

「ぜひあなたに受付をお願いしたい」という意向を伝え、承諾を得てから、招待状の中に「受付のお願い」の付箋(付箋)を同封します。

伝え方のポイント

「忙しいところ申し訳ないけれど、信頼しているあなたにぜひお願いしたい」と、なぜその人にお願いしたいのかという理由を添えると、相手も快く引き受けやすくなります。


受付担当者が行う具体的な仕事内容

依頼する側も、相手が何をやるのかを正確に把握しておく必要があります。

  1. ゲストの出迎えと挨拶: 明るい挨拶でゲストを迎え入れます。

  2. ご祝儀の受け取り: 丁寧にご祝儀を受け取り、芳名帳(ゲストブック)への記入を案内します。

  3. 席次表やパンフレットの配布: 披露宴の席順がわかる資料を渡します。

  4. 会場の案内: クロークやお手洗いの場所を聞かれた際に応対します。

  5. お車代の受け渡し: 新郎新婦から預かったお車代を、特定のゲストへ失礼のないよう渡します。

  6. ご祝儀の引き継ぎ: 受付終了後、貴重品(ご祝儀)を新郎新婦の親族や式場スタッフへ確実に引き継ぎます。


依頼する際の「お礼(御礼)」の相場と渡し方

貴重な時間を使って大役を務めてくれる友人には、感謝の気持ちを形にして表しましょう。

お礼の相場

一般的には3,000円〜5,000円程度が相場です。現金で渡すのが最も一般的ですが、相手が気を遣いそうな場合は、同等額のギフトカードや、後日おしゃれなカタログギフトを贈るのも一つの手です。

渡すタイミングと方法

  • タイミング: 式が始まる前の受付説明の際、または披露宴の後に新郎新婦の両親から「本日はありがとうございました」と手渡すのがスムーズです。

  • 包み方: ご祝儀袋(ポチ袋)に入れ、表書きには「寿」や「御礼」と記載します。


トラブルを防ぐために新郎新婦が準備しておくべきこと

受付担当者が当日困らないよう、事前の情報共有が成功のカギを握ります。

1. 受付マニュアルの作成

式場のスタッフが説明してくれることも多いですが、自分たち独自のルール(特定のゲストへの対応など)がある場合は、付箋やメモを用意しておくと親切です。

2. お車代・宿泊費のリスト化

誰にどのお封筒を渡すのか、名前と金額を明確にしたリストを受付担当者に預けます。渡し間違いは失礼にあたるため、付箋で名前を貼っておくなどの工夫をしましょう。

3. 緊急連絡先の共有

万が一、ゲストの遅刻やトラブルがあった際に、誰に相談すればよいか(プランナーや親族の電話番号など)を伝えておきます。


最近のトレンド:受付をスムーズにする工夫

ゲストと受付担当者の双方の負担を減らすために、デジタルツールを活用する新郎新婦も増えています。

  • WEB招待状とQRコード受付: 事前にWEBで出席回答をもらい、当日はQRコードを読み取るだけで受付が完了するシステムです。これなら芳名帳への記入時間が短縮され、混雑を回避できます。

  • スマートな芳名帳: 住所氏名を当日書く手間を省くため、招待状に「ゲストカード」を同封し、当日持参してもらうスタイルも人気です。


よくある疑問Q&A

Q. 友人に断られた場合はどうすればいい?

無理強いは禁物です。仕事の都合や家庭の事情などで難しい場合もあります。その際は「相談に乗ってくれてありがとう」と伝え、別の人を探すか、どうしても見つからない場合は式場スタッフに代行が可能か相談してみましょう(有料の場合が多いです)。

Q. 遠方から来る友人に頼んでも大丈夫?

遠方の友人の場合、移動の疲れや到着時間の遅れのリスクがあります。基本的には近隣に住んでいる友人にお願いするのが安心ですが、どうしてもその人に頼みたい場合は、前泊の準備をするなどの配慮が必要です。

Q. 受付担当者の服装に指定は必要?

基本的には結婚式の参列マナーに準じた服装で問題ありませんが、新郎新婦から「特にフォーマルな装いで」や「少しカジュアルでOK」などの希望があれば、事前に伝えておくと相手も選びやすくなります。


まとめ:感謝の気持ちを大切に

結婚式の受付は、新郎新婦とゲストを繋ぐ大切な架け橋です。誰に頼むか決まったら、まずは誠意を持ってお願いし、当日は安心して任せられる環境を整えましょう。

何よりも大切なのは、大役を引き受けてくれた友人への「ありがとう」という気持ちです。しっかりとした準備とお礼を忘れずに、ゲスト全員が笑顔で過ごせる素敵な一日を作り上げてくださいね。


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