受付のお礼は現金?ギフト?喜ばれる品物選びと渡すタイミングの正解
結婚式の受付という大役を引き受けてくれた友人や同僚へ、感謝の気持ちを伝える「お礼」。いざ準備を始めると、「現金で渡すべき?」「それともプレゼントの方が喜ばれる?」「いつ渡すのがスマート?」と疑問が次々と湧いてくるものです。
受付は、ご祝儀という大金を預かり、ゲストを笑顔で迎える責任ある役割です。相手に「引き受けてよかった」と思ってもらえるような、失礼のないお礼の選び方と渡し方のマナーを詳しく解説します。
受付のお礼は「現金」か「品物」どちらが正解?
結論から言うと、現代の結婚式ではどちらでも間違いではありません。 ただし、相手との関係性や状況によって適した形があります。
1. 「現金」で渡す場合
最も一般的で、相手も使い道を自由に選べるため失敗がありません。
メリット: 確実にお礼の気持ちが伝わり、相場感もはっきりしている。
適した相手: 職場の同僚や先輩、少し距離のある知人など、趣味嗜好が深く分からない相手。
2. 「ギフト・品物」で渡す場合
現金では生々しいと感じる場合や、親友へより親密な感謝を伝えたい場合に選ばれます。
メリット: 自分のために選んでくれたという特別感を演出できる。
適した相手: 非常に親しい友人や、現金を渡すと逆に気を遣わせてしまう間柄。
お礼の相場と包み方のマナー
お礼の金額は、相手に負担を感じさせず、かつ感謝が伝わる絶妙なラインを狙うのがコツです。
金額の相場
3,000円〜5,000円
受付の拘束時間(30分〜1時間程度)と責任の重さを考慮し、この範囲で設定するのが一般的です。
現金を渡す際の包み方
新札を用意する: お祝い事ですので、必ずシワのない新札を準備しましょう。
ポチ袋に入れる: むき出しで渡すのは厳禁です。おしゃれなデザインのポチ袋や、結びきりの水引が印刷された小さめの祝儀袋に入れます。
表書き: 「御礼」や「寿」と書き、その下に新郎新婦の名字を記載します。
喜ばれるギフト選びのポイント
品物で渡す場合は、**「自分では買わないけれど、もらうと嬉しいちょっと良いもの」かつ「持ち帰りに困らない軽くてかさばらないもの」**が鉄則です。
1. スイーツ・高級菓子
有名ブランドのチョコレートや焼き菓子などは、家族へのお土産にもなり喜ばれます。日持ちがするものを選びましょう。
2. 美容・コスメアイテム
女性の友人には、有名ブランドのハンドクリームやリップバーム、入浴剤などが人気です。自分ではなかなか買わない数千円のラインがおすすめです。
3. デジタルギフト・カード
スターバックスカードやAmazonギフト券などは、実用性が高く、最近のトレンドです。メールで送るのではなく、メッセージカードに添えて手渡すと丁寧です。
4. カタログギフト
「好きなものを選んでほしい」という場合に有効です。最近はカードタイプの軽量なカタログギフトも増えています。
渡すタイミングの「正解」はいつ?
お礼を渡すタイミングは、当日の流れを考慮して選ぶ必要があります。主に2つのパターンがあります。
パターンA:受付が始まる前に「新郎新婦の親」から
最も推奨されるタイミングです。
理由: 受付担当者はゲストより早く会場入りするため、新郎新婦は支度中で会えないことが多いからです。
渡し方: 受付の説明が終わったタイミングで、両親が挨拶を兼ねて「本日はよろしくお願いします」と手渡します。
パターンB:披露宴の後に「新郎新婦」から
直接感謝を伝えたい場合に選ばれます。
理由: 式が無事に終わった安堵感とともに、直接「ありがとう」を言えるからです。
渡し方: 披露宴のお見送り(送賓)の際や、二次会への移動の合間などに手渡します。ただし、当日はバタバタするため、渡し忘れがないよう注意が必要です。
注意したいNGマナー
良かれと思ってしたことが、マナー違反にならないよう注意しましょう。
金額が高すぎる: 1万円を超えるような高額なお礼は、相手に「何かお返しをしなければ」と余計な気遣いをさせてしまいます。
重い・かさばるものを渡す: 受付担当者は、自分の荷物に加えて受付の備品なども持つ場合があります。大きな花束や重いワインなどは、当日の持ち帰りの負担になります。
お礼を渡さない: 「仲が良いからいいよね」と甘えるのはNGです。たとえ親友であっても、役割をお願いした以上、けじめとして何かしらの形でお礼をしましょう。
まとめ
受付のお礼は、金額の多寡よりも「あなたの時間を割いてくれてありがとう」という心遣いが一番大切です。
迷ったら「3,000円〜5,000円」をポチ袋に入れて両親から渡してもらう。
親しい友人なら、相手の好みに合わせた「消えもの(消耗品)」のギフトを添える。
このポイントを押さえておけば、相手にも喜んでもらえ、結婚式のスタートをより温かい雰囲気で迎えることができます。事前の準備をしっかり整えて、大切な一日に備えましょう。
結婚式の受付は誰に頼むのが正解?依頼の基準とマナー、円満に進めるコツ