ドラム初心者のためのスティックの持ち方と基礎練習|叩く感覚を身につけよう


1. ドラムスティックの基本的な持ち方

ドラム演奏の基本は、正しいスティックの持ち方です。正しい持ち方を身につけることで、手首の負担を減らし、スムーズな演奏が可能になります。

(1) マッチドグリップ(一般的な持ち方)

  • 両手とも同じ持ち方でスティックを握る

  • 親指と人差し指でスティックを支え、中指・薬指・小指で軽く包む

  • 手首のスナップを使って自然に振る

(2) レギュラーグリップ(ジャズやクラシック向き)

  • 片手を上から握り、もう片手は下から握る

  • 独特の手首の角度で細かいニュアンスを表現しやすい


2. 基礎練習のポイント

(1) 手首のスナップを意識する

  • 腕全体ではなく手首を中心に動かす

  • 力を抜き、スティックを跳ね返す感覚をつかむ

(2) バスドラムとの連携

  • 足の踏み込みと手の動きを同期させる

  • リズムの安定感を身につける

(3) 8ビート・16ビートの練習

  • ドラムパターンの基本でリズム感を養う

  • メトロノームを使って正確なテンポで叩く

(4) ドラムパッドでの練習

  • 自宅で静かに練習できる

  • 基礎スティックコントロールを繰り返し練習


3. 練習を続けるコツ

  • 短時間でも毎日練習:15〜20分の集中練習で効果的

  • 正しいフォームを意識:間違った持ち方は後で修正が難しい

  • 録音してチェック:リズムのズレや手の動きを確認


4. まとめ

ドラム初心者にとって、スティックの正しい持ち方と基礎練習は演奏の土台です。マッチドグリップやレギュラーグリップを理解し、手首のスナップやリズム感を意識した練習を継続することで、安定した演奏と表現力の向上につながります。まずは基礎を大切に、楽しみながら練習を続けましょう。