【初心者必見】陶芸を始めるなら知っておきたい!土の種類と電動ろくろの基本


「いつか自分で作った器でご飯を食べたい」「手作りの温かみのある作品を作ってみたい」そんな風に思ったことはありませんか?陶芸は、土と向き合い、ものづくりの楽しさを味わえる素晴らしい趣味です。

今回は、これから陶芸を始めたいと考えている方のために、陶芸の始め方から、作品の仕上がりを左右する土の種類、そして憧れの電動ろくろの基本操作について、わかりやすく解説していきます。


1. 陶芸を始めるなら、まずはここから!

陶芸は自宅でも始められますが、最初は陶芸教室に通うのがおすすめです。その理由は…

  • 専門の道具や設備が揃っている:自宅に窯やろくろを揃えるのは大変ですが、教室ならすべて完備されています。

  • 専門家のアドバイスがもらえる:土の扱い方や成形のコツなど、先生に直接教えてもらえるので上達が早いです。

  • 他の人との交流:陶芸仲間と出会い、情報交換ができるのも楽しみの一つです。

体験コースを用意している教室も多いので、まずは気軽に参加して、陶芸の楽しさを体験してみましょう!


2. 陶芸の土の種類を知ろう!

陶芸で使う土は、大きく分けて陶土磁器土の2つに分類されます。それぞれの特徴を知って、作りたい作品のイメージに合う土を選びましょう。

陶土(とうど)

陶器を作るための土で、粘り気があり、比較的扱いやすいのが特徴です。

  • 赤土:鉄分を多く含み、焼き上がりが素朴で温かみのある赤茶色になります。

  • 白土:鉄分が少なく、白く焼き上がります。釉薬(ゆうやく)の色をきれいに発色させたいときに向いています。

  • 黒土:マンガンなどを多く含み、焼き上がりが深い黒やグレーになります。

初心者の方は、まずは安価で手に入りやすい陶土から始めるのがおすすめです。

磁器土(じきど)

磁器を作るための土で、粒子が非常に細かく、ガラス質の成分を多く含んでいます。

  • 特徴:焼き上がりが白く、半透明で硬い仕上がりになります。陶土に比べて繊細な扱いが必要なため、初心者には少し難易度が高いかもしれません。


3. 憧れの電動ろくろ!基本操作をマスターしよう

陶芸の醍醐味といえば、やっぱり電動ろくろですよね!くるくると回る土から形が生まれていく様子は、まさに感動的です。

電動ろくろを使う上で、特に重要な基本操作を3つご紹介します。

① 土殺し(つちごろし)

ろくろに置いた土を、中心に向かって押しつけたり、引き上げたりして、土の硬さを均一にし、空気を抜くための大切な準備作業です。これがしっかりできていないと、作品がゆがんだり、ひび割れたりする原因になります。

  • ポイント:ろくろの回転をうまく利用して、土の中心をしっかりと捉えましょう。

② 芯出し(しんだし)

「土殺し」の過程で、土がろくろの中心からズレないようにすること。これが電動ろくろの成形で最も難しいと言われるポイントです。

  • ポイント:両ひじを太ももに固定し、体を安定させることで、ブレずに作業を進めることができます。最初はブレてしまうものですが、繰り返し練習することでだんだん感覚をつかめます。

③ 引き上げ(ひきあげ)

作品の底に穴を開け、両手の指で土をつまみながら上に引き上げて、器の形を作っていく作業です。

  • ポイント:力を入れすぎると土がちぎれてしまうので、ゆっくりと均等な力加減で行うことが大切です。水を適量つけて滑りを良くしながら、少しずつ、少しずつ形を整えていきましょう。

まとめ:さあ、あなたも陶芸の世界へ!

陶芸は、土という自然の素材を使い、自分の手で形を創造する、とてもクリエイティブな趣味です。最初はうまくいかないこともありますが、それもまた陶芸の楽しさの一つ。

今回ご紹介した「土の種類」や「電動ろくろの基本」を参考に、ぜひ陶芸の世界に一歩踏み出してみてください。きっと、あなただけの特別な器が生まれるはずです。

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