剣道の竹刀の構え方と面打ちの基本|初心者向けガイド
剣道で基本となる技術は、正しい構え方(姿勢)と面打ちの動作です。正しいフォームを身につけることで、効率よく力を伝えられ、技の成功率も上がります。
🔹 竹刀の構え方(基本の構え「構え」)
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足の位置
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左足を少し後ろに引き、右足と肩幅くらいの間隔を開く
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つま先は前方に向け、膝は軽く曲げる
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竹刀の持ち方
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両手でしっかり握る(親指と人差し指で軽く支え、中指~小指で握る感覚)
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右手を柄の上、左手を下にして、腕の力で竹刀を支えない
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竹刀の位置
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面に向かって真っすぐに構える(「中段の構え」)
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肘は自然に曲げ、肩の力を抜く
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🔹 面打ちの基本
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打突の準備
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足は前後のバランスを保つ
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竹刀を相手の面に向け、手首と腕の連動を意識
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打突の動作
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竹刀を斜めに下ろすようにして面に打ち込む
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腰の回転を使って力を伝える
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打った瞬間に「気合」を入れることで威力とスピードが増す
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打突後の姿勢
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すぐに元の構えに戻る
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相手の反撃に備える
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🔹 初心者が意識すべきポイント
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力任せに振らない:腕だけで打たず、腰と体幹を使う
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足の動きを止めない:前後・左右のステップを意識
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竹刀の角度:まっすぐ面に当たるように練習
まとめ
剣道の基本は、竹刀の正しい構えと面打ちの正確な動作です。
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姿勢と竹刀の持ち方を整える
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腰の回転と手首の連動で打突する
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打った後は素早く構えに戻る
この基本をマスターすることで、打突の精度が上がり、安全かつ効率的に稽古を進められます。