【初心者必見】絵がうまくなるためのデッサン練習法
「絵を描くのが好きだけど、なんだか立体感が出ない…」
「デッサンって難しそうだけど、何から始めたらいいの?」
絵がうまくなりたいと思ったとき、避けて通れないのがデッサンです。デッサンは、単に絵を描く技術だけでなく、**「物を見る力」**を養うための最も効果的な練習法です。
今回は、絵が苦手な方や、これからデッサンを始めたいと思っている方でも、楽しみながら上達できる練習法を3つご紹介します。
1. なぜ「デッサン」が重要なのか?
デッサンは、絵を描く上での基礎体力のようなものです。デッサンを通して、以下の3つの力が身につきます。
物の形を正確に捉える力:
物の比率(縦と横の長さのバランス)や、全体像を把握する力が養われます。
立体感を表現する力:
光と影を観察し、物の奥行きや立体感を表現する力が身につきます。
集中力と観察力:
じっくりと対象物を観察し、細部まで描き込むことで、集中力が養われます。
2. デッサン練習の3つのステップ
いきなり難しいものに挑戦する必要はありません。まずは身近なものから、以下のステップで練習してみましょう。
ステップ1:線で「輪郭」を捉える
練習法:
まずは、身の回りのものを一つ選び、**「輪郭」**だけをひたすら線でなぞるように描いてみましょう。
リンゴやコップ、手のひらなど、シンプルな形のものから始めるのがおすすめです。
ポイント:
線の太さや濃さを変えることで、線の強弱を意識する練習にもなります。
消しゴムは使わず、一筆書きのように描いてみましょう。
ステップ2:線で「立体感」を表現する
練習法:
輪郭を描けるようになったら、**「ハッチング」**という手法に挑戦してみましょう。
ハッチングとは、線を何本も重ねて描くことで、影や立体感を表現するテクニックです。
ポイント:
影になっている部分に、斜めの線を何本も重ねて影をつけます。
線を重ねるほど色が濃くなるので、光が当たっている部分と影の部分の濃淡を意識して描いてみましょう。
ステップ3:光と影で「奥行き」を出す
練習法:
最後に、鉛筆の濃さを変えたり、指でぼかしたりして、光と影を表現してみましょう。
光が当たっている部分は白く、影の部分は濃く描きます。
ポイント:
物の影だけでなく、物が床に落とす影(落ち影)も描くと、より立体感が出ます。
光がどこから当たっているかを意識して描くことが大切です。
3. 練習を続けるためのコツ
毎日少しずつ描く:
1日1時間まとめて描くよりも、1日15分でもいいので毎日描く方が上達します。
完璧を求めない:
最初からうまく描こうとせず、楽しむ気持ちを大切にしましょう。
お手本を参考にする:
プロのデッサンや、美術系のYouTube動画などを参考にすると、新しい発見があります。
デッサンは、すぐに結果が出るものではありません。しかし、継続して練習することで、あなたの絵は必ず見違えるほど上達します。
今日から、身近なものをじっくりと観察して、デッサンを始めてみませんか?