【新幹線座席ガイド】上り・下りで「前方」はどっち?快適な座席選びのコツ
新幹線に乗る時、「自分の席はどっち向きなんだろう?」「出口に近いのは何番の席?」と迷ったことはありませんか? 新幹線の座席番号と進行方向、そして乗り降りの便利さには、ちょっとしたコツがあるんです。この記事では、あなたの新幹線での移動がもっと快適になるように、座席選びの秘訣をわかりやすく解説します。
新幹線の座席、上りと下りで「前方」はどちら?
新幹線の車両は、基本的に**「上り」と「下り」**で進行方向が変わります。そのため、座席番号の「前方」が指す位置も、上り列車と下り列車では逆になることがほとんどです。
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下り列車(例:東京から大阪へ向かう場合):
通常、東京駅を出発し、終点に向かって進む方向が「前方」となります。この場合、座席番号の若い方(1番、2番など)が車両の進行方向に対して前方に位置することが多いです。つまり、数字が小さいほど先頭に近いイメージですね。
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上り列車(例:大阪から東京へ向かう場合):
終点から東京駅へ向かう方向が「前方」となります。この場合は、座席番号の大きい方(15番、16番など)が車両の進行方向に対して前方に位置することが多いです。まるで車両全体がUターンしたかのように、数字が大きい方が先頭に来る、と考えるとわかりやすいでしょう。
ただし、これはあくまで一般的な傾向です。一部の車両や路線、または臨時列車などでは異なる場合もあるため、乗車前に座席表や車内表示で最終確認をするのがおすすめです。
快適な新幹線移動のための座席選びのコツ
新幹線での時間をより快適に過ごすために、座席を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
1. 進行方向を意識する
新幹線は時速200km以上で走行するため、進行方向とは逆向きの座席に座ると、乗り物酔いしやすい方もいらっしゃいます。予約時にシートマップで座席の向きが確認できる場合は、ぜひ進行方向を向いている席を選びましょう。窓からの景色もより自然に楽しめますよ。
2. 出入り口からの距離を考慮する
トイレに行ったり、デッキで電話をしたり、途中で飲み物を買ったり…新幹線での移動中、意外と席を立つ機会は多いものです。
- 頻繁に席を立つ方:車両の出入り口に近い席を選ぶと便利です。特に通路側の席なら、隣の人に気を遣うことなくスムーズに移動できます。
- 静かに過ごしたい方:出入り口付近は人の往来が多いため、車両の中央寄りの席がおすすめです。
3. 窓側 vs 通路側、どっちを選ぶ?
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窓側(A席・E席など):
車窓からの景色を楽しみたい方、壁にもたれてリラックスしたい方におすすめです。多くの新幹線では窓側の席にコンセントが設置されているため、スマートフォンやパソコンの充電をしたい方にも便利です。
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通路側(C席・D席など):
頻繁に席を立つ方、圧迫感なくゆったり過ごしたい方におすすめです。荷物の出し入れも簡単で、移動のストレスが少ないのが魅力です。
4. その他のお役立ち情報
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車両の最前列・最後列の席:
前方に壁があり、前の座席のリクライニングを気にせず使えるため、比較的ゆったりと過ごせる傾向があります。また、最後列の席は座席の後ろにスペースがあるため、荷物を置きたい場合に重宝します。ただし、車両によって構造が異なるので、確認が必要です。
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コンセントの位置:
最近の新幹線は全席にコンセントがある車両も増えていますが、まだ窓側のみの車両もあります。特にパソコン作業をしたい場合は、事前にコンセントの位置を確認しておくと安心です。
まとめ
新幹線の座席番号と進行方向の関係、そして快適な移動のための座席選びのコツをご紹介しました。上り列車と下り列車で座席番号の「前方」が異なることや、出入り口からの距離、窓側か通路側かなど、ちょっとした知識で新幹線の旅はぐっと快適になります。ぜひ次回の新幹線利用の際に参考にしてみてくださいね。あなたの旅が、よりスムーズで楽しいものになることを願っています。