ポスターをきれいに飾りたい!壁を傷つけない貼り方&おしゃれに見せるコツ
お気に入りのポスターやアートを壁に飾りたいけれど、「画鋲の穴を開けたくないな」「テープで壁が傷つかないかな?」と悩んでいませんか?大切なポスターも、お部屋の壁も、できるだけきれいに保ちたいですよね。
この記事では、壁を傷つけないポスターの貼り方や、おしゃれに飾るためのコツを詳しく解説します。賃貸物件にお住まいの方も、気軽にポスターで部屋の雰囲気を変えられますよ。これであなたのお部屋も、もっと素敵な空間に大変身!
1. 壁を傷つけない!ポスターの貼り方【基本編】
画鋲や強い粘着テープを使わずにポスターを貼る、基本的な方法からご紹介します。
(1) マスキングテープ+両面テープ
最も手軽で壁へのダメージが少ない方法です。
- 壁にマスキングテープを貼る: まず、ポスターを貼りたい壁に、ポスターの四隅や上下の縁に沿ってマスキングテープを貼ります。
- マスキングテープの上に両面テープを貼る: マスキングテープの上に、さらに粘着力の弱い両面テープ(「はがせる両面テープ」など)を貼ります。
- ポスターを貼る: 両面テープの保護シートをはがし、その上からポスターをしっかりと貼り付けます。
- ポイント: マスキングテープが壁を守るクッションの役割を果たし、直接両面テープが壁に触れるのを防ぎます。マスキングテープは幅広のものを選ぶとより安心です。
(2) 貼ってはがせるコマンドフック・粘着タブ
様々なアイテムに応用できる、便利な粘着フックやタブです。
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コマンドフック: 壁に貼れるタイプの小さなフック。透明で目立ちにくいものも多いです。ポスターの裏側にループ状の紐を取り付けてフックに引っ掛けたり、軽量の額縁を吊るしたりするのに使えます。
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粘着タブ: シート状の粘着剤で、ポスターの裏に直接貼り付け、壁に固定します。きれいに剥がせるタイプを選びましょう。
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ポイント: 耐荷重を確認し、ポスターの重さに合ったものを選びましょう。剥がす際は、ゆっくりと引っ張りながら剥がすと壁を傷つけにくいです。
(3) 養生テープ
マスキングテープよりも粘着力が強く、一時的な飾り方として使えます。
- 特徴: 黄緑色などの色付きが多く、目立つため、長期的な飾り方には不向きですが、仮止めや、より確実に固定したい場合に。剥がす時に跡が残りにくい素材を選びましょう。
(4) ひっつき虫(ねり消しゴムのような粘着剤)
練り消しゴムのような形状の粘着剤で、繰り返し使えて便利です。
- 特徴: 壁やポスターに跡が残りにくく、粘着力が落ちるまで何度も使えます。ポスターの四隅に少量ずつ付けて使用します。
- ポイント: 長期間貼ると油分が染み出すことがあるため、薄手のポスターや、大切なポスターには注意が必要です。使用前に目立たない場所で試すのがおすすめです。
2. ポスターをおしゃれに「飾る」コツ【応用編】
ただ貼るだけでなく、ちょっとした工夫でポスターがお部屋のインテリアとしてより魅力的に映えます。
(1) フレーム(額縁)に入れる
ポスターをフレームに入れると、一気に高級感が増し、アート作品のように見えます。
- メリット: ポスター自体が保護され、傷みにくくなります。見た目も引き締まり、おしゃれ度がアップします。
- 選び方: ポスターのサイズに合ったものを選びましょう。シンプルな木製フレームや、細身の金属製フレームはどんなテイストにも合わせやすいです。
- 飾り方: 壁に画鋲やネジを使いたくない場合は、先述のコマンドフックや粘着フックで吊るすか、床に立てかける、家具の上に置くなどの方法もあります。
(2) ポスターハンガー(タペストリー棒)を使う
上下を木製のバーで挟んで吊るすタイプのハンガーです。
- メリット: ポスターに穴を開けずに飾れ、おしゃれなカフェのような雰囲気を演出できます。軽量で移動も簡単です。
- 選び方: ポスターの幅に合ったものを選びましょう。マグネット式や挟むだけのタイプがあり、手軽にセットできます。
(3) ワイヤーネット+クリップで吊るす
賃貸でも使えるインテリアとして人気のワイヤーネットを活用します。
- メリット: ワイヤーネットを壁に固定すれば、複数のポスターや写真、小物などを自由にディスプレイできます。
- 飾り方: ワイヤーネットをコマンドフックなどで壁に固定し、S字フックやクリップを使ってポスターを吊るします。
(4) 複数枚を組み合わせてギャラリー風に
サイズの異なるポスターや写真を複数枚組み合わせて飾ると、よりこなれた印象になります。
- コツ: 配置を考える際は、床に並べてシミュレーションしたり、同じ色のフレームで統一感を出したりするとまとまりやすくなります。
3. ポスターを貼る前の「下準備」と「注意点」
きれいに飾るためには、貼る前の下準備と注意点も大切です。
- 壁のホコリを拭き取る: 貼る前に壁のホコリや汚れを乾いた布で優しく拭き取ると、粘着力がアップします。
- ポスターのシワを伸ばす: ポスターにシワがある場合は、裏から低温でアイロンをかけるか、重しを乗せてしばらく置いておくと綺麗になります。
- 湿気の少ない場所を選ぶ: 湿気が多い場所は、テープの粘着力が落ちやすかったり、ポスターが波打ったりする原因になります。
- 直射日光を避ける: ポスターの色褪せを防ぐため、直射日光が当たる場所は避けましょう。
まとめ:お部屋に彩りをプラス!ポスターで自分だけの空間を
お気に入りのポスターを傷つけないで飾る方法は、意外とたくさんあります。今回ご紹介した貼り方や飾り方のコツを参考に、ぜひあなたのお部屋に彩りをプラスしてみてください。
賃貸だからと諦める必要はありません。工夫次第で、壁を傷つけることなく、あなただけの素敵なギャラリー空間を演出できますよ。さあ、今日からポスターのある暮らしを始めてみませんか?