図書カードはどこで使える？書店以外やコンビニでの利用を徹底解説！


プレゼントや景品でもらう機会の多い「図書カード」。本好きにはたまらない嬉しい贈り物ですが、「書店以外でも使えるの？」「コンビニでも利用できるのかな？」と、その利用範囲について疑問に思ったことはありませんか？

せっかくもらった図書カードを無駄にしないためにも、使える場所をしっかり把握しておくことが大切です。

この記事では、図書カードが使える場所について、一般的な書店はもちろん、意外な場所やコンビニでの利用可否についても詳しく解説します。さらに、購入できる商品の種類や利用する際の注意点までご紹介。これを読めば、あなたの図書カードを最大限に活用できるはずです！

図書カードの基本：「図書カードNEXT」と旧タイプ

現在主流の図書カードは、QRコードを読み取る方式の「図書カードNEXT」です。かつての磁気式の図書カードや紙の図書券もまだ使えますが、利用できる場所や機能が異なる点に注意が必要です。

  • 図書カードNEXT:
    • QRコードを読み取る方式。
    • 全国の取扱店に加え、一部のオンライン書店でも利用可能。
    • カード媒体のほか、メールやSNSで贈れるデジタル版「図書カードネットギフト」もある。
    • 残高が1円単位で残り、複数回利用可能。
    • 有効期限がある。
  • 旧図書カード（磁気式）/図書券:
    • 現在も利用可能。
    • 書店店舗のみでの利用となり、オンライン書店では利用不可。
    • 有効期限はないが、残高管理がNEXTよりも手動になる場合がある。

この記事では、主に現在主流の「図書カードNEXT」を中心に解説します。

図書カードが使える場所はどこ？

図書カードが使える場所は、皆さんが想像する以上に多岐にわたります。

1. 全国各地の「書店」が中心

やはり最も一般的な利用場所は、全国の書店です。大手書店チェーンから街の小さな本屋さんまで、多くの店舗で利用できます。

  • 大手書店: 紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、未来屋書店、有隣堂、三省堂書店など
  • 地域の書店: 多くの個人経営の書店や地域に根ざした書店でも利用可能です。

【注意点】

  • 同じ書店名でも、フランチャイズや店舗によっては利用できない場合があるので、レジ付近の「図書カードNEXT取扱い店マーク」を確認するか、不安な場合は事前に確認しましょう。
  • 店内に併設された文具コーナーなどで、書籍以外の商品には使えない場合があります。

2. 書店以外にも！意外な利用場所

「本屋さん以外でも使えるの？」と驚くかもしれませんが、実は意外な場所でも利用できることがあります。これは、図書カードNEXTの加盟店の判断に委ねられている部分もあるため、事前に確認するのが確実です。

  • 文房具店・雑貨店:
    • 一部の文房具店や雑貨店では、書籍や雑誌だけでなく、文房具やカレンダーなど、出版物に関連する商品にも利用できる場合があります。
    • 例: アニメイト、HMV&BOOKS（書籍・雑誌売場）、ゲーマーズ、アニメガ、コーチャンフォー、ワンダーグーなど
  • 家電量販店:
    • ヤマダ電機やヨドバシカメラなど、一部の家電量販店には書店が併設されており、その書店コーナーで書籍や雑誌の購入に利用できます。家電製品本体の購入には使えません。
  • 大学生協・生涯学習センター:
    • 大学生協や生涯学習センター内の書籍販売部でも利用できることがあります。教科書や資格関連書籍の購入に便利です。
  • 学習塾・語学教材販売店:
    • 一部の学習塾や語学教室で、教材の一部購入に図書カードが利用できるケースもあります。

3. ネット通販（オンライン書店）でも使える！

図書カードNEXTの大きな利点の一つが、一部のオンライン書店での利用が可能になったことです。旧タイプの図書カードではできませんでした。

  • 対応オンライン書店例: honto、Honya Club、オムニ7（セブンネットショッピング）、楽天ブックスなど
  • 利用方法: カード裏面に記載されているID番号とPIN番号を入力して支払いに利用します。
  • 電子書籍: 一部のオンライン書店では、電子書籍の購入にも利用できる場合があります。

コンビニで図書カードは使えるの？

多くの人が気になるコンビニでの利用ですが、残念ながら基本的に図書カード（図書カードNEXT、旧タイプともに）は利用できません。

コンビニエンスストアや駅売店は、図書カードの加盟店ではないため、雑誌や漫画、書籍が置いてあっても図書カードを使うことはできません。大手コンビニチェーン（セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど）も同様です。

【補足】

過去には、一部の提携店舗や特殊なケースで利用できたという情報もあるようですが、現状ではほとんどのコンビニで図書カードは使えないと認識しておくのが安全です。

図書カードを利用する際の注意点

  • お釣りは出ないが残額は残る: 図書カードNEXTは、お釣りは現金で出ませんが、残額が1円単位でカードに記録され、次回以降も使い切るまで利用できます。
  • 有効期限がある: 図書カードNEXTには有効期限（カード裏面に記載）があります。期限を過ぎると利用できなくなるので注意しましょう。
  • 購入できる商品: 基本的に「書籍・雑誌などの出版物」の購入に利用できます。ただし、先述の通り、加盟店によっては文房具など関連商品も購入できる場合があります。CD・DVDやゲームソフトなどのメディア系商品、食品、日用品、サービスなどには利用できないことが多いです。
  • セルフレジでの利用: 図書カードNEXT対応のセルフレジであれば利用可能です。旧図書カード（図書券）の場合は、有人レジでの会計が必要です。
  • 古本屋での利用: 中古品を扱う古本屋（古書店）では、図書カードは利用できません。

まとめ：図書カードは賢く使って読書を楽しもう！

図書カードは、本や雑誌の購入に大変便利なプリペイドカードです。書店はもちろん、一部の雑貨店や家電量販店の書店コーナー、さらに図書カードNEXTであればオンライン書店でも利用できるなど、意外と幅広い場所で活用できます。

しかし、コンビニでは基本的に利用できない点や、有効期限、購入できる商品の範囲など、いくつかの注意点も理解しておくことが大切です。

  • メインは全国の書店。
  • 図書カードNEXTは一部オンライン書店や、提携の文具・雑貨店でも利用可能。
  • コンビニでは利用できない。
  • 有効期限と残額管理に注意。

これらの情報を参考に、あなたの図書カードを有効活用し、充実した読書ライフを楽しんでくださいね！