スイッチの電源がつかない!「12秒長押し」でもダメなら試すこと、原因と応急処置


「あれ?スイッチの電源が入らない…」「電源ボタンを12秒長押ししても反応がない!」

Nintendo Switchが突然起動しなくなると、焦ってしまいますよね。実は、多くの場合、ちょっとした原因や応急処置で解決できることがあります。今回は、スイッチが電源につかない主な原因と、ご自宅で試せる応急処置、そして最終的な対処法までを分かりやすく解説します。


スイッチが電源につかない、よくある原因とは?

電源ボタンを12秒以上長押ししても反応がない場合、いくつかの原因が考えられます。

  • バッテリー残量がない、または充電不足
    • 最も多い原因です。バッテリーが完全に切れていると、すぐに電源は入りません。充電器に繋いでいても、充電器やケーブル、接続部分に問題があると充電できていない可能性があります。
  • 本体のフリーズやシステムエラー
    • 画面が真っ暗なまま固まっていたり、内部でエラーが発生していたりする場合も電源が入らないように見えます。見た目では電源がオフになっているように見えても、実際はフリーズしているだけということも。
  • 充電器やケーブルの故障・接続不良
    • 純正品以外の充電器を使っていたり、ケーブルが断線していたりすると、正常に充電が行われません。また、コンセントやドックへの接続が甘いだけという単純なミスも意外と多いです。
  • バッテリーの劣化
    • 長期間の使用により、バッテリーが劣化している可能性があります。一般的に、Nintendo Switchのバッテリーは約2年ほどで劣化が進み、充電の持ちが悪くなったり、最終的に起動しなくなったりすることがあります。
  • 本体の高温化
    • Switchは精密機器のため、高温になりすぎると安全のために自動でシャットダウンすることがあります。熱暴走による一時的なシャットダウンの場合もあります。
  • 本体や充電口の故障(水没、衝撃など)
    • 落としたり、水没させたりした経験がある場合、本体内部の基板や充電ポートが損傷している可能性があります。これは個人での対処が難しい症状です。
  • ゲームカードやmicroSDカードの不具合
    • ごく稀に、挿入されているゲームカードやmicroSDカードが原因でシステムエラーが発生し、起動を妨げることがあります。

「12秒長押し」でもダメなら試したい応急処置!

電源ボタンの12秒長押しは、強制的に電源をオフにする(強制再起動)ための基本的な対処法です。これでも反応がない場合は、焦らずに以下のことを試してみましょう。

  1. 充電を徹底的に行う

    • まずは、純正のACアダプターを使い、Switch本体に直接接続して充電してみましょう。ドックを介さず、直接コンセントから充電することで、ドック側の不具合を切り分けられます。
    • 念のため、他のコンセントでも試してください。
    • この状態で、最低でも30分〜1時間、できれば3時間ほど充電してから、再度電源ボタンを押してみましょう。バッテリーが完全に放電している場合、充電マークが表示されるまでに時間がかかることがあります。
    • 充電ケーブルやACアダプターが断線していないか、破損していないかも確認してください。もし可能なら、別の充電器やケーブルを試すのも有効です。
  2. 周辺機器をすべて外す

    • Joy-Conやゲームカード、microSDカードなど、接続されているもの、挿入されているものをすべて取り外してから、再度電源を入れてみましょう。これらが原因で起動を妨げているケースがあります。
  3. 本体の熱を確認し、冷ます

    • 本体が異常に熱くなっていないか確認してください。もし熱いようなら、電源を入れずに涼しい場所でしばらく放置して、本体を冷ましましょう。扇風機などで優しく風を当てるのも良いですが、急激に冷やすのは避け、自然に冷めるのを待つのがおすすめです。
  4. メンテナンスモードを試す(最終手段の手前)

    • 上記の応急処置で改善しない場合、システムに問題がある可能性があります。
    • 音量ボタンの「+」と「-」を同時に押しながら、電源ボタンを1回押す(ロゴが表示されたら指を離す)と、メンテナンスモードが起動する場合があります。
    • メンテナンスモードに入れたら、「本体の更新」を試してみましょう。ただし、データが消えてしまう可能性のある項目もあるため、**慎重に操作してください。**不安な場合は、次の「最終的な対処法」へ進むのが賢明です。

応急処置でダメなら…最終的な対処法

上記の応急処置を試しても起動しない場合は、本体に深刻な問題が発生している可能性があります。無理に自分で分解したり修理したりしようとすると、さらに状況が悪化したり、メーカー保証が受けられなくなったりするリスクがあります。

  • 任天堂サービスセンターに修理を依頼する

    • 最も確実で安全な方法です。公式サイトから修理依頼の申し込みができます。保証期間内であれば無償修理の対象となる場合もありますので、まずは保証の有無を確認しましょう。
    • 修理には数日~数週間かかることがあります。
  • 非正規の修理店に相談する

    • 急ぎの場合や、メーカー保証が切れている、あるいは自分でデータをバックアップしていないなどの事情がある場合は、非正規の修理店に相談する選択肢もあります。ただし、修理品質や保証内容は店舗によって異なるため、信頼できるお店を選びましょう。
  • 新しい本体への買い替えを検討する

    • 修理費用が高額になる場合や、長期間使用している本体でバッテリー劣化が著しい場合は、新しい本体の購入を検討するのも一つの手です。

Switchが起動しないと、本当に困ってしまいますよね。まずは焦らず、今回ご紹介した応急処置を一つずつ試してみてください。それでも解決しない場合は、専門家である任天堂サービスセンターに相談するのが一番安心です。大切なSwitchが再び動くことを願っています!

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